珈琲も、どこか家庭のカレーライスのようなところがあって、人が違えば味が変わる。とある純喫茶で聞いた情報を他で尋ねてみると「うちはそうじゃないなあ…」といった答えが返ってくることもしばしば。取材は大変だし誰かと真剣に話すとぐったりしてしまうけれど、ただ飲食の場に留まらない純喫茶にずっと魅了されている。