自炊する時はいつも、部屋を架空の「喫茶 あまやどり」と名付けて遊んでいます。それは、普段純喫茶に行って席に座っているだけで、出来たての料理が運ばれてくることの有難さを実感するために始めたこと。何でもそうですが、自分でやってみるとその大変さ、熟練した技の凄さに気が付き、ますます純喫茶が恋しくなるのです。