用事があって日帰りで京都へ出掛けた。少しでも時間を作れたら必ず寄る六曜社地下店。あの場所で珈琲を飲むと、いつも気持ちや記憶が遥か昔の日に舞い戻る。少し前に、とある映画を見て「匂いと音はどちらがより記憶に密接だろうか」と考えていたからか、そのノスタルジーがどこから来るものなのかしばらく考えてしまった。